クラフトコーラってなに?

クラフトコーラは、「コーラの原点に回帰してスパイスや柑橘など自然素材を活用し、
香りや味わいなどにわかりやすい快楽を持ち、作り手の想いやルーツまで味わえる、清涼飲料水製造免許を有する工房・工場でつくられたコーラ」と定義している
(引用:CRAFTCOLAWAVE )

「コーラ×クラフト」を紐解くと、クラフトコーラがみえてくる

コーラ(Cola)

コーラ(Cola)の起源を辿ると、1885年アメリカ・アトランタにて薬剤師の「ジョン・ペンバートン」氏によって誕生したところがスタートです。

諸説ありますが、コーラの黎明期の時点で、シナモン・バニラなどのスパイス、レモン・オレンジなどの柑橘類のほか、刺激作用の成分としてコーラナッツ(=コーラの語源になった植物)が活用されていたそうです。

ほどなくして、砂糖が仲間入りするなどし、今に繋がるコーラレシピの原型が形作られてきました。

参考:「歴史を変えた6つの飲物-ビール、ワイン、蒸留酒、コーヒー、茶、コーラが語る もうひとつの世界史-」

クラフト(Craft)

また、クラフト(Craft)は、「手芸品・工芸品・民芸品」という意味があります。

その中で「工芸」「民芸」は、「材料・技巧・意匠によって美的効果を備えた物品」「信仰も祈りも縁起物も、たくさんの意味と価値観が含まれていた」とされていて、ただ「個人が作る」「自然素材を使う」だけに収まらない意味を持つことがわかります。

参考:Oxford Languages、中川政七商店「工芸とはことばの意味と、歴史・現在・未来」「100年先の日本に工芸があるように。中川政七商店のものづくり」「『工芸と歴史』松岡正剛と中川政七が語る工芸の変遷」

クラフトコーラの定義

まとめると、クラフトコーラとは、

1.コーラの元来的な作り方に回帰し、コーラナッツやスパイス、柑橘をはじめ自然素材を活用することに加え、

2.わかりやすい快楽を味わえ、

3.素材選びや味わい、香り、パッケージデザインや販促活動等に至るまで作り手の想いやルーツを享受でき、

4.清涼飲料水製造業免許を有する工場や工房で製造されている


上述の4つの要素を体現するコーラ、と定義します。

まずは飲んでみて